ペットフードの目的
次のいずれかの目的が表示されています。
毎日の主食として与えることを目的としたフード。そのフードと水だけで、指定された成長段階の健康が維持できるよう、成長段階(ライフステージ)ごとに栄養の基準が設けられている。このため、成長段階も記載されている。
毎日の主食として与えることを目的としたフ
ード。そのフードと水だけで、指定された成
長段階の健康が維持できるよう、成長段階
(ライフステージ)ごとに栄養の基準が設け
られている。このため、
成長段階も記載されて
いる。
※輸入フードなどでは、「総合栄養食」の表記ではなく「『AAFCO(米国飼料検査官協会)』の基準をクリア」など、国外のガイドラインにのっとっている旨を記載している場合もある。
※輸入フードなどでは、「総合栄養食」の表記ではなく「『AAFCO(米国飼料検査官協会)』の基準をクリア」など、国外のガイドラインにのっとっている旨を記載している場合もある。
おやつ、ごほうび、またはコミュニケーションの手段として与える目的のもの。
特定の病気や健康状態のペットの栄養サポートを目的に、獣医師の指導のもとで食事管理に使用されるもの。
他の3つ以外のもの。おかずタイプのフードやサプリメントなども含まれる。
「副食」「一般食」「栄養補完食」「カロリー補給食」などの表示がある。
このほか、ペットフードのパッケージには、次のような内容が記載されています。
愛犬・愛猫の主食には「総合栄養食」の表示のあるフードを与え、「間食」「その他の目的食」は目安量となる給与量を超えて与えないようにしましょう。とくに、ウエットフードは「その他の目的食」も多く、似た商品でも「総合栄養食」と「その他の目的食」の両方がある場合もありますので、表示を確認するようにしましょう。
療法食のフードは、獣医師の指導のもとで愛犬・愛猫の食事管理に使用するものです。病状や健康状態に応じたものであり、特殊な栄養バランスで長期の使用に向かないものもありますので、動物病院で指定されたことのある療法食でも、飼い主さんの判断のみで購入を続けたりせず、獣医師の指導に沿って与えるようにしましょう。
このほか、ペットフードのパッケージには、次のような内容が記載されています。
給与方法
目的や、年齢、体重による目安量が記載されています。体重の場合、現在の体重ではなく理想体重から導き出します。個体差があるので目安として調整してください。
原材料名
添加物も含めてすべて表示することが「ペットフード安全法」で義務づけられています。
「ペットフードの表示に関する公正取引規
約」に従って、肉類・穀類といった分類名
もしくは鶏・ビーフ・とうもろこしといっ
た個別名(またはその併用)で表記されて
います。使用料が多い
順に記載するよう定め
られています。
成分の表示
主な栄養素や水分の重量比が表示されています。代謝エネルギーの記載もあることがほとんどです。
賞味期限
未開封のものを記載した方法で保存して品質が保たれる期限のこと。過ぎたら食べてはいけないという意味ではありません。
事業者名および住所
製造・輸入・販売のいずれかの業者の名称(氏名)と住所
原産国名
フードの実質的な最終加工をした国。原材料がすべてその国のものという意味ではありません。
は「ペットフード安全法」によって表示が義務づけられているもの。
は「ペットフードの表示に関する公正競争規約」に定められているもの。ほとんどのフードに記載がある。
掲載例は説明のためのもので実際とは異なります。