高齢期の栄養管理でまず大切なのは、栄養バランスのいい食事で加齢を遅らせ、高齢になるとかかりやすくなる病気を遠ざけることです。
高齢期になると活動量が減って必要なエネルギー量も減少することも多いので、これまでのフードを与え続けていると肥満になりやすくなります。
さらに高齢になって老化が進むと、食べる量が減ってきたり消化吸収能力が衰えてきたりするので、こんどは栄養不足にならないよう留意する必要があります。
定期的に体重測定をして愛犬の変化を見逃さないようにし、獣医師の判断も仰ぎながら、愛犬の体に応じたフード選びをしましょう。