耳の裏側から耳介を親指で押してしわを広げ、洗浄液をしみこませたガーゼで、見える範囲の汚れを拭き取りましょう。耳の中が赤かったり嫌なニオイがする場合は動物病院で診察を受けて。

毛玉を力ずくで引っ張ると皮膚に負担をかけてしまいます。毛玉や毛のもつれを見つけたら、毛を引っ張らないように指かブラシでほぐしてからブラッシングしましょう。

水で軽く湿らせたガーゼを指に巻きつけ、やさしく汚れを押さえて拭き取りましょう。固まった目ヤニは引っ張って取らず、ガーゼの水分でふやかすように浮かせて取って。

犬は靴をはかずにアスファルトを歩くので、肉球の間に小石がはさまったり肉球にガラスの破片が刺さってしまったりするることも。ケガがないか、こまめにチェックしましょう。

毛が肉球にかかるようになったら、ペット用バリカンを肉球と平行に当ててカットします。飼い主さんが肉球の間の毛をカットするのはケガの危険があるので、肉球にかかる毛だけカットして。

爪の中の血管は犬によって長さが異なります。血管を傷つけると出血してしまうので、一気に切らず、様子を見ながら、爪のとがっている部分を少しずつなくすように切って。