まずは病気かどうか診断してもらって
愛犬が吐いたり、ウンチの調子が悪かったりといったご相談を、獣医師相談室でもよく受けます。様子をみていていいのかどうか、悩まれることも多いでしょう。
犬は、食べすぎや早食いなどで吐いてしまうこともありますし、食べすぎや急なフードの切り替えで消化不良を起こして下痢をすることもあります。一方、寄生虫やウイルス、細菌感染で胃炎や腸炎を起こしている、アレルギーがあるなど、治療が必要な場合があります。異物の誤食や腫瘍などでウンチが出なくなることも。調子が悪いようなら獣医師の診察を受けましょう。
消化のいい食事を
消化能力が十分でない子犬の時期や、胃腸のはたらきが衰えてくるシニア犬ではとくにそうですが、まずは日ごろから、消化吸収のいいフードを与えたいものです。飼い主さんの食べ物をおねだりされることもあるかもしれませんが、与えていい食品でも、繊維質が多いものは量に気を付け、犬用のおやつも適量を守りましょう。