避妊・去勢後(犬)

避妊・去勢後のドッグフードの選び方

避妊・去勢手術後に気を付けることは? 

避妊・去勢手術はどんな変化があるの?

去勢・避妊手術は発情による愛犬のストレスをなくし、生殖器などの病気にかかるリスクを減らすことができるという大きなメリットがあります。去勢・避妊手術をした後の犬は、活動量が減るなどして消費エネルギーが減ります。このため、手術前と同じ食事を続けていると、食事で摂取したエネルギーが消費エネルギーを上回ってしまい、太りやすくなることがあります。


太ると何が問題なの?

肥満だと膵炎(すいえん)や関節炎の原因になったり、心臓や呼吸器にも負担がかかるなどして、さまざまな病気を引き寄せてしまいます。避妊・去勢手術後は、愛犬の体重の変化に気を付けて、理想体重を維持させたいものです。 なお、飼い主さんの「太っている」「太っていない」の認識は甘いことが多いので、体重が増えてきたなと思ったら、動物病院で肥満度を判定してもらってください。すでに肥満の状態で減量に取り組む場合は、栄養不足にならないよう、獣医師と相談しながら行いましょう。


避妊・去勢手術後は体重ケアに留意したフードを!

太る前に体重ケア用フードを選択!

 去勢・避妊手術後の犬など、太りやすい愛犬用に、エネルギー量や栄養の吸収スピードなどに配慮された体重ケア用のフードが多くあります。「去勢・避妊後」と表示されたフードのほか、「体重管理」「肥満傾向」などの表示のあるフードも適しています。このほか、「インドア」「室内犬」の表示のあるフードの多くも同様の工夫がされています。

ちなみに、ドッグフードのパッケージに書いてある体重ごとの給与量の目安は、現在の体重ではなく体格に見合った適正体重に対応したものです。太り始めている場合、現在の体重に合わせるとカロリーオーバーになってしまいます。ご注意ください。

なお、避妊、去勢手術は1才前の成長期の終わり頃に行うことが多いものです。この場合、成長期用のエネルギー効率のいいフードからエネルギー量の抑えられた体重ケア用のフードへの切り替えが必要かどうか、愛犬の状態に応じて獣医師とも相談しましょう。


(監修)いぬのきもち獣医師相談室

避妊・去勢後用フードの一部をご紹介