成犬

成犬期のドッグフードの選び方

成犬期とはいつからいつまで? 注意すべき点は?

栄養管理の面では、平均寿命の半分くらいまで

成長が止まったあとの犬を成犬といいます。成犬の期間のうち、平均寿命のおよそ半分までを成犬期(維持期)とし、その後の高齢期と分けて栄養管理することが一般的です。 成犬期は体格によって異なります。中・小型犬では1才前後から6・7才頃まで、大型犬・超大型犬では1才半~2才から4・5才頃までがおよその期間です。大型犬は小型犬に比べて成長がゆるやかで長く続く一方、老い始めるのは早いという違いがあります。


長く健康を維持するための食事を

 この時期の栄養管理が悪いと、健康に影響を及ぼすばかりか、体の衰えを早めることにもなります。愛犬が健康に長生きするためにも、何を食べても元気なようにみえるこの時期から、健康維持に気を配って、栄養バランスのとれた食事をさせましょう。


太りすぎにしないよう注意

とくに、避妊・去勢をすると消費エネルギーが減り、避妊・去勢前と同じフードを同じだけ食べ続けていると肥満になりやすくなります。定期的に体重測定をする習慣をもち、もし体重が増えてきたら獣医師に相談しましょう。フードの量を減らすようなダイエットのしかたは、愛犬のストレスになるばかりか、栄養不足で健康に影響が出ることもあります。避妊・去勢を機にフードを切り替えることも検討しましょう。


成犬期には、成犬用(維持期用)のフードを!

子犬用フードから適切な時期に切り替えて!

成長が止まってからも子犬用のフードを与え続けていると、カロリーオーバーで太ってしまいます。成長が止まったら、成犬用のフードに切り替えましょう。子犬用フードのパッケージにも、切り替え時期の目安が記載されています。


愛犬の状態に合ったフードを!

愛犬のライフスタイルによって、消費エネルギーは異なります。駆け回る遊びや散歩の好きな運動量の多い犬と、一日の大半を室内で静かに過ごす犬とでは、必要なエネルギー量も違います。また、避妊・去勢手術後は太りやすくなります。室内犬、避妊・去勢後に適した栄養バランスのフードもありますので、愛犬の体重の増減を把握し、適切にフードを選んでください。 また、小型犬用など、体の大きさや犬種の特徴別でもさまざまな商品が用意されています。


<いつまで成犬用フードでいいの?

個体差がありますが、寿命の半分くらいの年齢になったら消費エネルギーが減ってきますので、愛犬の状態に応じて高齢期用のフードへの切り替えも検討してください。


(監修)いぬのきもち獣医師相談室

成犬用フードの一部をご紹介