愛猫の歯や歯ぐきの健康を守るには、歯石になる前に歯垢を除去することが大切です。毎日歯みがきをして口の中を清潔に保つことが理想ですが、
嫌がる猫も多いので、3日に1回など、無理せずできる範囲で歯みがきができるといいでしょう。
なお、ついてしまった歯石を金属などの硬い器具で無理にこすり落とすだけのケアでは、歯の表面に傷がついて、かえって歯垢や歯石がたまりやすくなってしまいます。
歯の表面をなめらかに磨き直す処置が必要で、歯周病を防ぐには歯周ポケットの中の歯石まできれいに除去する必要もあるので、
動物病院で麻酔をかけて処置してもらわなければなりません。口臭や歯ぐきの腫れ、出血などに気づいたら、早めに獣医師の診察を受けましょう。